BGC駐在日記

フィリピンのフォート・ボニファシオ(BGC)での生活の記録です。

丸亀製麺の実力

金曜日。BGC への滞在も、残すところあと 1 週間となった。今後の BGC への常駐への不安はほとんどないが、日本での色々な手続きを考えると憂鬱だ。ずっと留守にする自宅も気になる。両親でも義両親でもいいが、毎月 1 週間くらい、京都の我が家に滞在してくれないものだろうか…。

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丸亀製麺の牛丼(テイクアウェイ用)

今週の会社ランチは丸亀製麺丸亀製麺でテイクアウェイをやっているとは意外だ。そして、会社ランチの金額上限は 200 ペソだと聞いていたが、ほぼすべてのうどんメニューが 200 ペソを超えている。この場合、どうなるんだろう? 小麦粉を控えている私は牛丼を頼んだが、これは 200 ペソ未満だった。良かった。届いた牛丼は、きちんと日本米っぽいものを使っていて、美味しかった。High Street の丸亀製麺に行列ができる理由が謎だったが、理由が分かった気がする。根本的に美味しいし、フィリピンの人には珍しさもあるだろうし、High Street にある店の中ではかなり安い部類だ。

午後からはミーティングを 2 つ。一つは進行中のプロジェクトに関するもので、もう一つはフィリピン・オフィスのネットワークやインフラに関して。フィリピン・オフィスのネットワーク環境はお世辞にも良いとは言い難い。日本のオフィスもそんなに良い状態ではないと思うが、こちらに比べたら随分良い。たくさんの課題のうち、深刻なものから優先を付けて、対処していくように指示をする。ところで、こちらに来て驚いたのは、各スタッフのデスクトップ PC それぞれに対して UPS無停電電源装置、つまり外部バッテリ)が用意されていることだ。これは必要なのかと現地スタッフに聞いたら、フィリピンでは必要だとのこと。電力の供給が日本ほど安定的ではなく、年に 2-3 回は停電があるらしい。オフィスの入っているビルには非常用電源があるが、それに切り替わるまでに 10 秒くらいかかるらしく、そのために UPS が必要だと言う。なるほどねぇ。開発スタッフはともかく、それ以外、つまり事務職や管理職はノート PC にしたらいいのではないか、と提案しておく。

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Uptown Mall のフードコート、お洒落だ

夜、上司のAさんとオフィスを出るタイミングが同じだったので、一緒に夕食を食べることにする。駐在のために探した、Aさんのコンドミニアムに近い「Uptown Mall」を一緒にぶらつく。SM Aura や Market! Market! に比べると建物が新しく、垢抜けていて、清潔な感じがする。「True Value」というホームセンターの品揃えは中々良さそうだし、スーパーマーケットも必要十分という感じ。フードコートでさえ、平日の夜だからというのも大きいだろうが、広々としてお洒落な感じだった。ちょっと遠くても、ここまで来てもいいかもしれない。

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琥珀」の NATSUMI TENDON

夕食は日本の天丼屋「琥珀」で、夏野菜を使った天丼と、サン・ミゲル・ビール。とても美味しい。デザートにアイスクリームの天ぷらまでついてきた。これでチャージ込みで 610 ペソ(1,280 円)。調理場がガラス張りで見える構造で、フィリピン人スタッフが天ぷらを揚げているのは、中々興味深かった。スタッフの接客も丁寧だ。

日曜日にAさんと一緒にマカティに行く約束をしているので、来るときに迷わないようにAさんのコンドミニアムの場所を確認してから別れる。Aさんの部屋は、私も一緒に内覧したので行ったことがあるのだが、ブローカーと車で回ったので、正確な位置は分かっていなかったのだ。しかし、これでもう迷わない。