BGC駐在日記

フィリピンのフォート・ボニファシオ(BGC)での生活の記録です。

細部の詰め

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日本食(っぽい)店「NORISUSHI」


BGC に来て思ったのは、色々なもの、特に土木・建築関係の細部の詰めが非常に甘いというか、いい加減だということだ。タイルの並べ方、パテの埋め方、ペンキの塗り方、インテリアの設置角度、ネジや釘の後始末…とにかく杜撰だ。仕事に対してそこまでモチベーションがないか、技術が伴っていないか、あるいは他の理由か、作業者の質が悪いのだと思う。どうやら建設作業者は高収入の仕事というわけではないようだから、仕方ない面もあるのかもしれない。華やかな高層ビルも、近づいて細部を見ると、経年劣化とは異なる質の悪さに気づき、逆に大丈夫なのかこのビルは、などと思ってしまう。

 午後は、入居予定のコンドミニアムの内覧。やっぱり細部の詰めが甘い。ハウスクリーニングはしてもらえるのかと聞いたら、当然入居前にしてくれるという。しかし、およそ満足が行くレベルでやってくれるとは思えないので、自分での掃除を覚悟する。ライトが 2 個切れていたので、それも交換するようにリクエスト。致命的ではないが、シャワールームにカランが無い。私は無くてもいいが、妻はどうだろうか。分からない。そもそも立ってシャワーを浴びるだけという前提の設計で、座ることなど想像もされていないだろうから、カランをどういう時に使うのかも確かに分からない。しかし、今滞在している部屋のシャワーにはカランがあるので、部屋によってマチマチなのだろう。

ブローカーやオーナーと話している時、細かいニュアンスは Google 翻訳を使おうと思っていたのだが、肝心の iPhone がオフラインになってしまっていた。会社から借りているこの iPhone は SMART のプリペイド SIM なのだが、割と頻繁にオフラインになる。そのうち復活するのだが、何が原因なのかが分からずに困っている。フィリピンのせいではないかもしれないが、フィリピン全体の、色々なものの質を疑ってしまう。そういうことを気にしないメンタルが要求される。

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サーモン、マグロ、ワカメ、キュウリの丼

夕食は「NORISUSHI(あるいは SUSHI NORI)」で海鮮丼みたいなもの。サーモンと鮪、ワカメ(何故かスパイシー)、キュウリが入っている。349 ペソ(730 円)。米も日本のものに近く、結構美味しかった。たまに来てもいいかも。客足の割に店員が多いように見えたけれど、潰れないといいな。いつもより夕食の時間が早かったので、セブンイレブンに寄ってウインナーとジャガビーを買って帰宅。